初夏の 青い風うけて
海ぞいの 道を帰る
夢 見失って うつむいて ときおり 空 見上げて
突然 きみが走って ぼくを追いこして 歩きだす
きみは だれ? 知ってるけど いつもそんな 気持ち
爽やか風が きみのからだ すり抜けて そっと ぼくの肩をたたく

初夏の光は きらきら
きみを 海色に映す
その姿 まるでホログラム? ついそんな気がした
きみはぼくの前歩き ときおり ふり返って 笑う
少しだけ 勇気出して きみの横にならんだよ
おだやか風が きみの長い髪 踊らせて ぼくの頬をなでる

沈む気持ち 忘れてた
きみの横顔 見ていた
ふと われにかえって 言葉さがす でもみつからないんだ
そんなぼくを見つめて 謎の微笑み残して きみは
小高い丘へ 続く小道を いきなり走っていった
とまどい風が ぼくの心すり抜けて きみの あとを追えなくて

ああ、 心はいつだって
(さけんでる…)
だけどきみは ただ笑ってるだけ

でも それでいい
これはきっと 恋なんかじゃない
もっとちがうもの
今 青い風吹いたら きみが遠くなっても
ぼくは ずっと きみのこと ずっと

だってきみが 好きだから
そんなぼくも ステキだから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

きみは青い風

投稿した曲の歌詞です。
http://piapro.jp/t/cvvN


曲は今年作りましたが、歌詞は高校生の頃(大昔・・・遠い目で)に書いたものを少し曲に合わせてアレンジしたものです。

当時、この歌詞に近い体験があって、彼女に無言で勇気づけられた(?)ある日の出来事を(ちょっと爽やかにデフォルメして!)書いたものです。

閲覧数:651

投稿日:2015/10/18 23:16:43

文字数:560文字

カテゴリ:歌詞

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