夕暮


現在(いま)を迎える毎に思い出すその月日は
只君と離れ離れになっただけのいつもの日々
変わらない夕日の時 触れ合うその期待も
只唯一僕に残った「左様なら」の言い訳

確かなこの思い 当たり前に胸に宿して
丁度抱(いだ)いたばかりの微かな夢を
見つけた頃のように生きよう

好きな者も守れない人々を照らしゆく
そんな中に溺れている たったそれだけのことだろう
だけど何時か昇る陽を待っている 独りきり
せめて只この夕暮をまた迎えるように

涙も捨てきれずに笑ったその理由は
只少し強がるための左様ならの言い訳

君と僕の築いた朝を迎え始める燈灯(ともしび)
丁度失いはじめの微かな夢を
見つけた頃のように生きてる

悲しみだけ選んでる毎日を照らしゆく
そんな中に溺れている たったそれだけのことだろう
それは何時か再び出逢える日を待っている
せめて只この夕暮をまた迎えるために

誰も明日を失ってなどいない
所詮只その光を無くしただけ
たったそれだけのことだろう
だから何時か昇る陽を待っている 独りきり
せめて只この夕暮をまた迎えるように
せめて只君と二人でまた迎えるように

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【応募用】 夕暮

「只、君と離れ離れになっただけ」

maskさんの「曲名未定【イメージ:夕暮れ】アドバイス&歌詞募集!」応募用
http://piapro.jp/t/_7JP


限定的な表現を用いて、それとは逆の心情を表わしてみました。

只、君と離れ離れになっただけ、なのに。
「落日はまた昇る」という言葉があるように、
いつかまた朝日を見ては、再び落ちる夕日を見るのです。

でも、その朝日を君とみたいよりは、
また離れ離れになってでもいいから、
朝日が昇ってから日が沈むまでをずっと君と見ていたい。

という、主人公の思いを詞に載せてみました。


素敵な曲に敬意を。

閲覧数:66

投稿日:2011/03/06 20:32:35

文字数:495文字

カテゴリ:歌詞

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