君が居なくなってからどのくらい経つのだろ
狭いはずの部屋が広く とても寒く感じるよ
二人掛けのソファー 座る気さえ起こらない
ただいまと言っても返事の無い日々
空っぽになった部屋に虚しく響く声
君の声が聞こえるはずないのに
僕の胸の中には君の残響が聞こえて来る
何もないはずの空っぽな胸の中
どうしてこんなに痛むのかな
酷く苦しくて身体中が寒い
枯れてしまった花瓶の花の様に
このまま死んじゃうのかな
壁掛けのカレンダー 君の着ていた服
季節が変わってもそのまま手を付けられず
時計の針だけが あの日に巻き戻しても
無情にも時間は流れる
もうあの日には戻れないと
鋭い秒針が僕の胸に突き刺さる
冷たい血潮が身体中から溢れて来るみたいだ
暖めて欲しい 身体も心も
君が居なきゃこの広い部屋でも迷子だ
何処に何を置いたかも
ゴミ出しの日さえうる覚えだよ
全部押し付けていたね
こんな広くて寒い部屋に
一人きりで辛かっただろうね
今僕は君と同じ物を見てるよ
灰色の部屋の中
一人では広いリビング
暖房を点けても温まらない空気
時計の機械音だけ 音の無い時間
一人きりで凍えてしまいそうだよ
一体君はどれくらいの間過ごしたのか
何度涙を流したのか
辛かったね
この部屋はそのままにしておくよ
もし君が戻った時
僕がおかえりなさいと迎える為に
二人掛けのソファー
ダブルサイズのベッド
二人用のダイニングテーブル
君のクローゼット
手を付けずに
君が困っているなら
いつでも帰っておいで
部屋を暖めて待っているから
花でも飾ろうよ
カーテンの色も変えよう
少しでも明るい部屋にしよう
でもねこの広い部屋に
本当に必要な者は花や家具でもなく
君だけなんだよ
僕と君の二人それだけでいい
たとえ何も無くしても
君さえいれば心の中の部屋は満たされるよ
止まってた心臓が 凍りついた時間が
君の暖かさで動き出すよ
あとどれくらい待てばいいのかな
今夜も明日を信じて
寒くて広い部屋で眠りにつくよ
こにまま一人で僕は死んでしまうのかな
それでもいいよ
君の帰りをいつまでも待ち続けるよ
やっぱり一人は寂しいね
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