なぜ人は生まれたの？
なぜ星は瞬くの？
なぜ人は死んでくの？
なぜ歌は切ないの？

なぜ人は悲しむの？
なぜ地球は回るの？
なぜ希望捨てないの？
なぜ夢は儚いの？

僕たちは小さくて　世界はこんなに広くて
覚えては忘れてく　悲しみも　喜びも

さあ大きく手を広げて　もう一度自分で歩きはじめてみる
明日なんかないと　思わせぶりに　嘯く大人

「知らなくていいことだって世の中にはたくさんさ
疑問は消えるよ　大人になれば　みんな、そして…」

なぜ人は好きになるの？
なぜりんごは落ちるの？
なぜ人は嫌いになるの？
なぜこれは伸びないの？

なぜ空は綺麗なの？
なぜ月は輝くの？
なぜ嫉妬は醜いの？
なぜ色は別れたの？

手を伸ばし求めても掬いあげられはしない
もしかして設定がおかしいの？
目の前で神様は居眠りしてたみたいだ

ああもう　僕の持っているものは紙屑に成り下がっている
笑えない冗談
枯れない自信も今はからっぽさ

「知らなくていいことだって世の中にはたくさんさ」
疑問が沸いても　知らないふりが　苦手な僕は

笑われたって　後ろ指さされたって関係ない
いまでも真っ直ぐ　向き合うことを止めれないんだ

大きく手を広げて　もう一度自分で歩きはじめてみる
怖がらなくても　踏み出す一歩に　前も　後ろも　ないと思う