夏の終わりと夢花火

Music&Lyrics:みじゅり
BPM=200



真っ暗な景色の中に咲いて 消えてゆく



過ぎる季節に恋焦がれた 巡る記憶が苦しくて
淡く染まりゆく夕空を ただじっと一人で見上げていた


もしも君が望むならと いつかの景色に想い重ねて
流れゆく涙さえも 揺れる幻想も泡のように


吹き抜ける気配の中につないだ手は 冷たくて
伸びる二人の影 あっという間に消えてなくなってく


あの日見た夜空に咲く花は あの夏の日のように
包み込む光は夢を映す 影模様
ふと響く音に振り返れば まだ君がいるようで
真っ暗な景色の中に咲いて 消えてゆく



夏の終わりに待ち続けた 今では少し遠すぎて
溶けず積もりゆくこの想い 舞い散る行方に怯えていた


もしも君が願うならと 宿る光に手を伸ばすけど
気付かないふりをしていた いっそそのままでよかったのに


繰り返す季節の中で一人きりは 辛すぎて
閉じた瞳の奥 君の姿を今も探している


あの日見た夜空に咲く花は あの夏の日のように
一つまた一つと夢を見せて 舞い落ちる
懐かしい声に目を開ければ また君に逢えるようで
真っ暗な景色に叫ぶけれど 届かない



ゆらゆらと 花のように 二人幼き頃の約束も
「またあした」 薄れゆく声に ぼくは 何もできなかった



あの日からずっと夢を見ていた 君のそばには今も
強く願い込めた先に 咲いた


あの日見た夜空に咲く花は あの夏の日のように
舞い上がる光は二人照らす 夢模様
色付く星空を見上げれば 君といるような気がして
真っ暗な景色の中に咲いて 消えてゆく


夏の終わり告げる 君に届け 夢花火

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏の終わりと夢花火

閲覧数:183

投稿日:2013/10/04 16:06:27

文字数:716文字

カテゴリ:歌詞

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