[ ただ、君へ。 ]

巡る感情に抗えないくらい
君の心はすり減ってしまって
何かに囚われて
どうしようもない君に
僕は何をしてあげれるだろう

救いたい思いだけじゃ
今の僕には手足も出ないけど
少しでも楽になれるなら
そっと手を引いて

「あいしてる」を通り越して
ただ君に笑って欲しくて
連れ出してしまった
ずっとそばにいるよ
何も考えないでいい
この時間を噛み締めて

止まる思考と遠ざかる境界線
君の声を掴んでいたいけど
誰も彼もが
僕らを通せんぼする
上等さ、未来は
切り開いていくもんだろ

「じょうしき」をぶっ壊して
ただ誰を敵にしても
君を守りたいの
きっと僕ら2人なら
どんな困難でも
乗り換えられるんだ

ひとりでは何も出来なくて
諦めかけた時
君が教えてくれた
世界のまだ見ぬ煌めきを
あの時のように
一緒に探しにゆこうよ

「あいしてる」を通り越して
ただ君と笑い合うために
僕は生きている
ずっとそばにいるからね
当たり前にある未来を
離さず掴んだまま