もう
B1
少し茹だる空は
夕に暮れる気配がしている
少し進まなかった
返事をまだ済ませてなくて

シャツにレースを羽織る
髪を降ろしたきみが待ってる


C1
五月蝿いな、 蜩の声
きみの声が聴こえないよ
少しだけ 少しだけ
僕の心に録っておきたい



B2
電車の座席に座る
黒い髪にピンをつけている
僕は道を選んだ
最後に君に会いたかった


C2
五月蝿いな、 隣のガヤ
花火は僕も待ち遠しいよ
少しだけ 一つだけ
嘘をついて笑い誤魔化す


B3
駅を降りた土手に
暗い水面花びら映る(ばえる)
音に驚いちゃって
頭ぶつかる僕の胸



D
その時ギュッと抱きしめた
離したくない
離れたくない
でも僕には夢がある
恋を捨てでも


C3
帰り道を歩いた
止んだ蜩きみは聴いている
これで良かったはずだ
きみに傷跡残す代わりに


C'
さようなら、ごめんね
変えることはもう出来ない
これで良かったはずだ
線香花火が泣き出した
熱い心残りを
胸に強く抱きしめた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

処暑の候の歌詞

処暑の候の歌詞です。

閲覧数:78

投稿日:2022/07/31 22:33:07

文字数:439文字

カテゴリ:歌詞

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