紅く染まった西の空を 眺め歩いた君と二人で
涼やかな風が頬を撫でた 少しだけ君に近づき手を握る

小さな川のほとり 肩を並べて座る
そっと指差すその先に 溢れ出す無数のヒカリ

君とみた螢 淡く光って
時を忘れるほど美しく
どうかどうか この幸せが
ずっと続きますように 願いながら見つめてた



時は流れ季節巡り あれから六度目の初夏の風
あの頃と同じ景色だけど 私の隣に君はもう居ない

一人で歩く道の 寂しさももう慣れた
なのにどうしてこんなにも 涙溢れて止まらない

ふたりみた螢 淡い光の
ことを君は 覚えていますか
せめてせめて もう一度だけ
君の声が聞きたいと 願いながら泣いていた



君とみた螢 淡い光を
忘れないで 強さに変えよう
どうかどうか 最後の時も
君を想えますように 君の幸せを願う

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【応募用】螢想(けいそう)

さくらコメ様のとこへ応募用。
http://piapro.jp/content/fxeog1rc0mbll5fj

おとなしめの曲ということで、聴いた瞬間からメインテーマは『ほたる』に決めてました。
で、曲調的に幸せいっぱいって感じの歌詞よりは少し悲しい感じの方が合うんじゃないかなと思い、こんな歌詞になりました。
字数が限られてしまうので歌詞だけだとわかりづらいのですが、イメージ的には『最愛の人と理不尽に離れ離れになってしまった少女の恋の歌』です。
一応、前向きな歌なんです。『二度と会えないとしても、忘れずに貴方を想い続けます』的な・・・。
ちなみに、「理不尽に離れ離れ」になった理由はあんまり深く考えてませんが、戦争とか病気とか、大人の都合とか、そういう自分達の力ではどうすることも出来ないようなものと考えてください。まぁ個人的には大人の都合(なんかこう、ロミオとジュリエットみたいな)が一番しっくり来るかなぁと思いますが。

若干曲内のラララと歌詞の文字数が合わない部分(無理やり合わせてる)があるかもしれませんが、修正可能です。

閲覧数:200

投稿日:2010/04/21 22:22:51

文字数:358文字

カテゴリ:歌詞

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