「また会ったな」
見覚えのない親近感　贅沢な悩み抱えた馬鹿が
砂漠を彷徨い歩く　魅惑の地目指す駱駝

ニヒリズムが　空いた穴が　こちらを覗いているから
貴方には　響かない　こちらの国の言葉が

嗚呼　閉ざされた道が　閉ざされた洞が
呻き声をあげているだろう
言わされた言葉　自覚などないが
指差されるのは御免なのさ

見覚えのある背徳感　贅沢に狼狽えるな馬鹿が
砂漠で右往左往　魅惑の地騙る救世主
限界を超えてみろ　至高の域目指す獅子

無様なほど　愚かなほど　こちらを睨む畜群が
吐き出した　ルサンチマン　こちらに届くはずもない

限界を超えてみろ　至高の域目指す獅子

嗚呼　閉ざされた道が　閉ざされた洞が
呻き声をあげているだろう
言わされた言葉　自覚などないが
指差されるのは御免なのさ

大いなる真昼に叫ぶ
「神は死んだのだ」　
　
「また」