風が荒み 雲流され
僕らただ眠ったら
明日も同じ日々だけ
カレンダー捲る日々だけ

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同じ声のナレーター
同じばかりの毎日
ルーティン回す作業だけ
ふと見上げた空に
ぽかり浮かぶ夜光雲
誰も見ずに気付かない
あんなに美しいのに

パッと湧いて
ハッと気付いた
夜の色に 惹かれて
サッと消えた君に
また会うと決めたの

星を結んで 月を眺めて 夜数えて
この暗闇の中で また探すんだ
僕が嫌った あれもこれも 色形変わっていく
鮮やかな日常

同じ味のコーヒー
同じ匂いの香水
同じばかりだけれど
悪くはないと思えた
ふと見上げた空は
晴れ渡った星空
君のいない星空を
どこか寂しげに思う

パッと 咲いて
ハッと 消えた
種を蒔けど 待ちぼうけ
まだ待つよ もういいかい?
まだ此処に居るから

星を数えて 月を睨んで 夜を越えて
まだ暗闇の中で探してたんだ
何年待てど幾年経てど君を見つけられなかったけど それもここまで
星を旅立ち 宙を目指して 君に出会って
また誰かに見せるんだ この色彩を
世界変わらず周り続け それでも変わる物もあると
君が教えてくれた
僕も伝えたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

夜光雲

閲覧数:135

投稿日:2019/08/31 12:54:21

文字数:505文字

カテゴリ:歌詞

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