鼓動
作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ

それは始まりだった
夜祭に行きたいと君が言った
その瞬間から何か匂った
忍び寄る影はもう遅かった

君は花火になった
今でも夜空を照らしてるんだ
心臓が脈打つ速さと同じように
君は朝を拒んだ

あれから夜は明けない
駄菓子を持ってはしゃぐ子供の声
紛れ込んだ血の味と導火線
ソーダの味が今は邪魔くさい

君の鼓動が鳴った
次第に誰もが耳を抉った
僕が最後の一人になった時
祭りが終わった

君はもういない
君はもういない
夜風が肌をなぞった
君はもういない

残り火と朝を待った
それは始まりだった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

鼓動/カンザキイオリ【1/1440 Music】

作詞・作曲・編曲:カンザキイオリ

閲覧数:575

投稿日:2022/07/08 13:02:01

文字数:270文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

もっと見る

クリップボードにコピーしました