声が聴こえたどこまでも遠く
悲しく響いていた
足跡辿って目を閉じればそこには何も無い
微かな希望さえ見つけられずに
ただ立ち止まっている
このまま何処か別の世界に連れてって

僕は自由だ隠していた羽を広げ
誰も辿り着いたことの無い場所へ
羽ばたくために

僕の鼓動は僕だけのもの
この羽も僕だけのもの
頬を伝う涙の意味は僕自身は知っているから
それでいい

この目で見えていた世界全ては
切なく心に残っていて
感じたものは一体どんな存在になっていく
尊い愛情に追いつくはずもなく
ただ迷ってばかりで
飲み込んだのは誰の涙だったんだ

果てしない望みが今ここにあって
僕はただそれを眺めて見つめている
願っているだけ

この今も僕だけのもので
永遠の時を手に入れた
ような気がしたんだそれが例え偽りだったとしても
それでいいから

僕の鼓動は僕だけのもの
この羽も僕だけのもの
頬を伝う涙の意味は僕自身は知っているから
それでいい