遠く石壁 離れた向こうに
水色ひとり たたずんてたんだ
震える息 吐いて思い出す…
心傷をたずさえて

空から霙 落ちたと同時に
後悔ひとつ 払い落としたんだ
諦めつくように 聞かせた…
本心を押し殺し

暗い場所へ行こうとしている
色さえないような君を見送る
淡い未来見えてくるんだ
先の視界 君はいない

明日は枯れて来ないだろう
手と足で押さえてた
心散って 涙の匂いする場所へ
君と走り出す 光の満ちた
鮮やかな あの日々は もう二度と来ない…

縋りついて 離せない
小綺麗に飾って 今日も蓋した
わかっていた ずっと前から
胸の奥底 光る笑顔

どこか声が響いた 「また今日も寒いね」と
不器用で 言葉も遠回りしてる
前が光りだす これがすべてだ
色のある 空間を守ろうか
たとえ…

後悔のその先で僕は決めた
寒いだろう その奥はずっとさ
残照 君にも見えるかい?
残照 冷たい夕焼け
沈ませはしないから

遠く
君を連れだそう 木の隙間を抜けて
こころ売った 誰かは枯れ果てただろう
窓をつたった 結露の雫
晩冬の夕焼けに照らされて 光る
君を送り出そう ずっと見えなくなるまで
振り返っても 僕はもういないはずだ
抗いはてて 沈んで消える
色褪せた 残照は僕だけでいいさ…

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

残照フェイクエンド 歌詞 (作詞:あるにあ様)

残照フェイクエンドの歌詞です!
Noelchannel様とのコラボです!

閲覧数:13,934

投稿日:2016/10/31 23:53:09

文字数:583文字

カテゴリ:歌詞

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