乾いた空 分厚い入道雲 耳から離れない蝉時雨
床に身体を預けてみたら 思ってたよりも心地よくて

 蒸し暑いはずなのに 何故だろう安らいでいく

  有り触れた夏の日 強い日差しの影で
  当たり前のように 休息を欲しがっている



瞼を閉じて、このまま眠ろうか そんな思いに水を差すように
水滴のついたグラスがなんとも愛想の無い音を立てる

 もう少しだけでいい 味あわせて この時を

  夏の次はなんだっけ 思い出せない でもきっと
  当たり前のように 身体が覚えているだろう 



 空も雲も蝉もグラスもみんな
 忘れる でも また夏が来ればきっと



  有り触れた夏の日 誰にも気付かれずに
  いつの間にか涼しい空気に変わる


  また流されるまま夏が通り過ぎてく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夏果て

閲覧数:42

投稿日:2010/03/15 06:58:50

文字数:359文字

カテゴリ:歌詞

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