風が僕の頬を撫でる
外では子どもたちがはしゃぐ
ドアノブをひねる音と共に話始める愛しい声
健気な優しさに救われた僕がいたよ

指切りげんまんなんて昔の約束を
君はずっと覚えているんだね
少し話した後に帰る君を
引き留めようと手を伸ばした

真っ暗な夜は怖い
真っ暗な朝も怖い
何も音もしない部屋
壊れてしまいそうな心
君がいた部屋
君のいない部屋
寂しさは残ってるけれど
この胸は軽くなるみたいだ

大人になるにつれて
小さくなった夢を見よう
あの日誓った約束を果たそう
そう呟いた所で君が笑う

そして去っていく君を呼び止める
聴こえてないみたいにドアノブを回して呟く
その「さよなら」は少し寂しそうで

ひとりぼっちの夜も
ひとりぼっちの朝も
いつの日か僕を忘れて
全てが夢だったらいいのに

真っ暗な夜は怖い
真っ暗な朝も怖い
何の音もしない部屋
壊れてしまいそうな心

溢れてしまった涙のぬるさ
聞こえてしまった嗚咽の音
君の その涙を拭ってあげられたら

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Stupor

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投稿日:2024/06/27 10:45:00

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

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