昔 大きな湖に
白い 魚が1匹
遠い 水面の向こう見ては
鳥になりたいと呟いた

白い 魚の隣には
いつも 小さな青い魚
空に 焦がれた白い友に
哀しげな目を向けていた

ある日 白い魚の元
やって 来たのは1羽の鳥
「宝石の様なその鱗
この羽と交換しませんか」

白い 魚は喜んで
鱗 と羽を交換した
青い 友の静かに流す
透明な滴気付かずに

  紺碧の水底から いつも見ていた空は
  七色に煌めいて
  鳥と なった 白は 歌い 羽ばたく

昔 魚だった白い鳥
ある日 飛び疲れ羽休め
おなか が空いたと見下ろした
先はかつての住処

逃げる 魚の影の中
ひとつ 近付いた青い色
鳥は 食べようと捕まえた
だけど食べられず 落とした

  紺碧の水底に 青い小さな魚
  最期まで笑って
  言った ぼくは ずっと きみの ともだち

昔 湖のほとり
若く 白い鳥がいた
雄々しい はずの羽はボロボロ
美しい声も嗄れて

あんなに 焦がれた空さえも
亡くした 青には及ばない
やがて 痩せ衰えた
白は紺碧に 沈んでいった

    にどと うかぶことはなかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

空に焦がれた魚の物語

昔の引っ張り出してきたゼ第3弾。
まんま物語調。
兄さんの囁き声でしんみり歌って頂きたひ…
知識と才能欲しいねホント。

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閲覧数:169

投稿日:2013/07/22 04:15:30

文字数:484文字

カテゴリ:歌詞

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