人 消えた 空の下
柵 持つ手 そっと放して
微笑むような そんな顔
見たくないよ 見たくないよ

表面を 何重にも
塗りたくって 無理矢理
本音の跡 隠して
今日も君は 嘘をつく

手紙残して さよならなんて
しようとしないで
ベッドの上の 照明泣いてる
「一人お先に さよなら」なんて
言おうとしないで
僕 金襴草(きらんそう)


白 狭い 箱の中
管 付けて ひゅっと息して
耐え続けるような そんな音
聞きたくないよ 聞きたくないよ

細い身体 何重にも
巻き付くして 白帯
心の傷 隠して
今日も笑う 「平気だよ」

手紙残して さよならなんて
しようとしないで
窓の外の 木々が揺れてる
「一人お先に さよなら」なんて
言おうとしないで
僕 金襴草


フヂノヤマイって言ったって
薄い 幸せを祈ってる
夜 浮かぶ 幻船
乗らないで いかないで


手紙残して さよならなんて
しようとしないで
ベッドの横の 機械が響いてる
「一人お先に さよなら」なんて
言おうとしないで
僕 金襴草

僕を残して さよならなんて
しようとしないで
君の手握る 僕は泣いてる
「あのね今まで ありがと」なんて
言おうとしないで
僕 金襴草


僕 君を 待っている

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

きらんそう

金襴草(金瘡小草・紫藍草)の花言葉は「あなたを待っています」だという話を聞いて。

別名「地獄の釜の蓋(じごくのかまのふた)」「弘法草(こうぼうそう)」らしい。

閲覧数:88

投稿日:2009/03/14 01:03:59

文字数:534文字

カテゴリ:歌詞

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