春嵐吹き乱れ桃色浮世
瞬間蕾散る宵桜

雲煙急告げる日の本国の
心胆常しなえ朝を恋い

些かの 影
呵呵と笑え
大路に見ゆ
灯り 掌まで
花びらとなり
ふわり 降りるまで

生きるは瞬華 辛くとも
盛りの時を目指して
この身は瞬華 朝陽を知るまで
耐え忍んで
鮮やかに 咲こう


春眠何処へやら出鱈目浮世
喧々諤々と耳に胼胝

真贋朧めく電子時代も
信念修羅の道とおりゃんせ

先人の 道
踵を踏め
ここから先は
未知と 思えばこそ
勇みの足も
しかり 踏みしめて

駆けるが瞬華 迷えども
己の内を信じて
この身は瞬華 陽の目浴びるまで
昨日よりも
健やかな 先へ


この世は瞬華 移るもの
私もやがて散り逝く
刹那き瞬華 終わりがあるから
人は朝へ
直向きに 生きる

生きるは瞬華 辛くとも
盛りの時を目指して
この身は瞬華 朝陽を知るまで
耐え忍んで
鮮やかに 咲こう


しゅんらんさきみだれももいろうきよ
しゅんかんつぼみちるよいざくら

うんえんきゅうつげるひのもとくにの
しんたんとこしなえあさをこい

いささかの かげ
かかとわらえ
たいじにまみゆ
あかり てのひらまで
はなびらとなり
ふわり おりるまで

いきるはしゅんか つらくとも
さかりのときをめざして
このみはしゅんか あさひをしるまで
たえしのんで
あざやかに さこう


しゅんみんどこへやらでたらめうきよ
けんけんがくがくとみみにたこ

しんがんおぼろめくでんしじだいも
しんねんしゅらのみちとおりゃんせ

せんじんの みち
かかとをふめ
ここからさきは
みちと おもえばこそ
いさみのあしも
しかり ふみしめて

かけるがしゅんか まよえども
おのれのうちをしんじて
このみはしゅんか ひのめあびるまで
きのうよりも
すこやかな さきへ


このよはしゅんか うつるもの
わたしもやがてちりゆく
せつなきしゅんか おわりがあるから
ひとはあさへ
ひたむきに いきる

いきるはしゅんか つらくとも
さかりのときをめざして
このみはしゅんか あさひをしるまで
たえしのんで
あざやかに さこう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

瞬華

けんぴさんの【5/1更新!】和風高速ボカロック!【IA曲歌詞募集】用に投稿したものです。

http://piapro.jp/t/ku64

不況や色々な嵐が吹いている現状、
蕾のまま終わってしまう人たちがいる中で、
嵐に耐え抜いて、朝陽を浴び、開花しようという内容です。

閲覧数:208

投稿日:2015/05/01 19:17:51

文字数:891文字

カテゴリ:歌詞

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