　この世界に生まれた意味を　

　　知ることが嫌で目をそらしてた

　弱さ故に傷つく僕は

　　まるで羽の折れた鳥のように

　空見上げ　手をかざし
　　夢が星と繋がらないこと祈る

　伝えたい　言葉さえ
　　素直になれなくてのみこんでいた

　きっと分かってた
　　このままじゃ駄目だってこと
　迷い戸惑う僕　どれだけ時が流れても
　　君は待っていてくれた

　僕が泣いていたら　君は心配してくれる
　　「ありがとう」
　だけどもう見たくない
　　悲しそうに揺らぐ瞳を
　力なく頬を落ちる冷たさを・・・・

　どうかずっとずっと　君が君のままいれますように
　　「ありがとう」
　初めて出来た居場所
　　　ただ一つだけの優しさへ
　夜空に溶け込んでいく光・・・・

　

　ここに僕が居るから　

　　君を傷つけ苦しめてしまうのだろう

　弱さ故に俯く僕は

　　せめて強く在りたいと願うの

　嘘ばかり　重ねては　
　　　寂しさを心に抱え込んでいた

　「本当は　強くない」
　　　捨てきれない思い出が蘇る

　
　ずっと分かってた
　　このままじゃ駄目だってこと
　今僕は変われた
　　諦めかけた時も　君がそばにいてくれたから

　僕が笑ってたら　君も微笑んでくれた
　　「ありがとう」
　だからもう逃げないよ
　　　楽しそうに笑う仲間（ひと）達
　二度と壊さない　大切なものを・・・

　どうかもっともっと　君が君らしく進めるように
　　「ありがとう」
　やっと掴んだ居場所
　　　ただ一つだけの愛しさに
　溢れ出した　いつか失くした涙

　いつ壊れるか分からない　脆い幸せでも
　　　「ありがとう」
　君が握ってくれた左手　今握り返す
　　
　　もう　離さないように・・・
　　