海を見下ろし泣いていた
知らない街でただ一人

ほんとはね 寂しかった
でも その「一言」が言えないままに
強い人だと思われた
涙を見せられる人がいなかった

帰るまで 泣き言はナシって決めてたから
定時のメール 「ワタシハダイジョウブ」
ほら また嘘ついた

蒼と白のカーテンをくぐり
顔を出した黒い紳士
ささやく 甘いセレナーデ

「ご一緒しませんか? かわいい子だこちゃん」

夜の散歩に誘われて
優しい背中に身を任せる
気づけば私 小さなたこになっていた

こぼれた涙は真珠のよう
泣き声は闇に溶け 夜空に響く歌になる

「きれいだよ かわいい子だこちゃん」

たことマグロのセレナーデ

広い海を巡り巡って
私に会いにきたあなた
あなたがいるから もう寂しくないよ?

海の向こうの故郷(ふるさと)から
なつかしい歌声が聞こえてくる

待っててね・・・いつか帰るから

八本足に夢を抱えて 今日も私は歌います

ライセンス

  • 非営利目的に限ります

まぐロマンス~わたしがたこになった夜~

留学中のルカさんと、オオマさんの出会いをイメージした歌詞です。
曲をつけたり、ルカに歌わせたりしてくださる親切な方を募集しています。
曲に合わせて、歌詞の一部を省く・変える等、少々の改変は構いません。

閲覧数:254

投稿日:2009/05/13 15:47:02

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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