猫と幸福論 BPM170

例えば雨が降り出した時
傘を忘れて濡れて
髪がもう滅茶苦茶になる
そんな人生ですけど

少ない幸せとは
近所のコンビニで売り切れていた
季節限定のお菓子が買えたこと
だったり
今朝野良猫を撫でられたこととかで

それで満足なんです

髪留めが切れて水溜りに落ち
グッバイ
なんて失態
ずぶ濡れになった私を眺めている
キャッツアイ
街を駆け抜けて行く
あぁ
お気に入りの靴も心配
神の允裁
例えば私が生まれ変わったなら
きっと宝くじでも買いたい

例えば
いつもより早く起きて
近くのカフェに行こうと思い
店に着いたら今日は定休日のようで

少ない幸せとは
席替えで好きな人の近くになれたことでも
アイスの当たりが出たことでも無く
野良猫を撫でられたこととかで

それで満足なんです

ただ一つだけでも叶うなら
私の来世
どうか幸があらんこと
願っているので
雨降れば私は
濡れるだけ
それでいいから
朝が煌めき出して
駆けて行く
野良猫と

何が駄目なのかまで教えて欲しかった
なんて焦ったい?
ずぶ濡れになった私とお揃いだね
なんて猫に話しかけて
あぁ
お気に入りの靴も心配
神のインサイド
例えば私が生まれ変わったなら
きっとただ楽して生きてみたい

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

猫と幸福論 / 初音ミク×重音テト

閲覧数:38

投稿日:2025/03/25 15:02:15

文字数:540文字

カテゴリ:歌詞

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