二人乗り自転車 風をきって進む
加速するスピード 高鳴る胸の鼓動
キラキラ輝く 一番星も
沈みかけている 夕焼け空も
ずっとずっと 見ていたくて
全部全部 焼き付けたくて
時間が止まればいいのになんて
夢みたいなこと 思ってた

当たり前だと思ってた 永遠なんだと思ってた
それは突然の宣告 それは信じたくない現実
頭の中真っ白になって 嘘だと言ってほしくて
少し震えてしまう 問いかけの声

『いつ』

キミはしばらく無言で それでも時間(とき)はとまらずに
土手沿いにはえてる 桜の木みて
少し悲しげに 響いた声は
抑揚なく 悲しげで
彼の望んだ時季でないことも
それでも決意していることも
イヤというほど伝わってきた

「桜が咲き始める頃」

それはあまりにも 早すぎて
それはあまりにも 少なくて

二人乗り自転車 想いをのせて進む
加速するスピード こらえてる涙
キラキラ輝く 一番星も
沈みかけている 夕焼け空も
ずっとずっと 一緒に見たくて
ずっとずっと 一緒にいたくて
それでも時間(とき)は残酷に流れてく
明日へ向かって あまりに早く

もう残り僅かな時間 君との別れの瞬間
それはあまりにも残酷 それはあまりにも無意味
もう少しだけ あとちょっとだけ
まだ冷たい風を頬にうけながら そう願う

『…いつ、戻ってくる?』

震えてしまった声 こぐのをやめたキミのあし
きっと私は 知りたくて 
キミはきっと 伝えたくなくて
それでもきっと 知らなきゃいけないから
それでもきっと 耐えなくちゃならないから
覚悟きめて キミにたずねた

「冬でも夏でも、ずっと桜が咲いてる頃」

それはもう 変えられない真実
それはもう 逃げられない現実

二人乗り自転車 思い出をのせてく
もう沈む夕日 輝いてる一番星
君とみている この景色も
君と交わした やりとりも
全部全部 また見たいから
全部全部 またしたいから
どうか君に帰ってきて欲しいと
想いをこめて キミに伝える

『…絶対、帰ってきて』

二人乗り自転車 未来はまだ見えず
ふくらんだ蕾 咲く時季はもう近い
変わらない想い 伝えたい気持ち
叶えたかった夢 果たせてない約束
いつかきっと 君に告げるよ
いつか全部 叶えてみせる
だからそれまではさよならと
星に輝く 夜空に泣いた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

桜咲く頃(少女side)

『桜咲く頃』の少女sideです。…ほぼ、同じ歌詞です。
タイトルも実は募集中。あんまり気に入ってないんですよねー。

閲覧数:123

投稿日:2009/12/16 19:46:38

文字数:976文字

カテゴリ:歌詞

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