一人で夢を見る
いつもそうなの
でも目を開けたらもう覚えていてはいけない
楽しかったころの
私の夢

私はもう其処にはいけないから
忘れなくちゃいけないのに
どうしても視てしまう
あなたと駆け回った丘の上

お花の冠を作ったら男には似合わないっていったけど
照れながらもしてくれて
とっても優しいあなたが大好きだったのに
もう逢えないなんて

「どうしたんだい、どんなに泣いて。私の可愛い王妃」

触れられたくない
見たくもない
どうして私が
どうして私がこんな人の下に嫁がなくてはならなかったの

「いいえ、王なんでもありませんわ」

「なら、良いんだよ。私の可愛い王妃がなにか気に病んでいるのかと思ってね」

なら返して
私を
私を家族の元に返して

あなたに見初められたと聞いたときは嬉しかったの
風の噂での誠実さ
聞いていたから
でも本当のあなたは違う

ただ私を閉じ込める
ただの支配者
私を支配する

私には今はもうあなた以外見ることは許されない
だから私は夢を見る
記憶の中の
優しい思い出に
心を馳せながら
死んでも出してはもらえないだろう
この牢獄の中で

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  • 非営利目的に限ります

羽の折れた鳥は思いを馳せて・・・

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投稿日:2008/07/22 10:00:40

文字数:486文字

カテゴリ:歌詞

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