【A】
瞳上げた先に
広がる鈍色(にびいろ)
舞い落ちる白がこの身体(み)包む

しまい忘れた右手
今はからっぽのまま
ただ一人凍えていくだけ

【B】
指先
不意に感じた温かさ
溶けて(きえて)いく雪に涙あふれる

【S】
会いたい 会いたいよ
君を呼ぶこの声
ねえ 届いているのでしょう?
そっちにも

いつも いつだって
包み込んでくれた
君の温もり
なぜ今はないのだろう


【A】
陽だまりの約束
二人出会えた場所
季節めぐっても変わらない

いつまでも
君の左は私の居場所
繋いだ手と手離さないで・・・

【B】
吹き荒ぶ風が
髪舞いあげる
私一人ここを動けないまま

【S】
聴きたい 聴きたいよ
私呼ぶその声
きっと 届いているのでしょう?
この想い

ずっと いつまでも
一緒だって誓った
あのひととき
今だって覚えてる


【C】
サヨナラの代わり
君が言った「ずっと見守っているよ」
そんな約束いらなかった
ただ一緒(となり)にいたかった

【S】
聴きたい 聴きたいよ
優しいその声が
私 見えているのでしょう?
空(そこ)から

会いたい 会いたいのに
君の顔見えない
ただ 視界(けしき)が
霞んでいくだけ


触れたい 触れたいよ
今君のすべてに
ずっと 私の右側は君の場所

空 見上げて
両腕(て)を伸ばすのに
遥か鈍色(にびいろ)が映るだけ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

鈍色の空

ただただ切なさが残る内容を目指して。

色と景色と「私」の動きが目に浮かぶ仕上がりにできてたら嬉しいです。

閲覧数:38

投稿日:2012/02/09 04:59:31

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました