ああ、囀りが響いた
気がつけば白んで
始発の喧騒と
ただ僕を待つドア
抜け出せなくなった
回り道していた
跳ね返る僕とまた目が合う
細い月は浮かんだ
淡い海を湛えながら
窓の外からは目を逸らす
打ち捨てられたあの日の夜に
繰り返しの朝が降る
道の先へ 手を伸ばして
道の先へ 手を伸ばした
戸惑いながら
抗いながら
誰も知らない途中停車駅
逃げ込むように降りてしまう
この仄暗い部屋の中から
どこへ行けばいいのかな
やがて窓に届く朝の影
酷く差し込む光芒
それだけじっと僕は目で追っていた
どこへ導かれもしなかった
それでも見つめていた
道の先へ 手を伸ばして
道の先へ 手を伸ばした
道の先へ 手を伸ばして
道の先へ 手を伸ばした
繰り返しながら
繰り返しながらでいい
疑いながら
夢を見ながら
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