「あのさ・・・・・、って聞いてる?」
「ねぇ、何で何も言わないの?」
「ちょっと、聞いてる?ねぇ、【答えて】よ」


君がつぶやいた言葉で僕は侵食されていく。
対抗する気も、何一つとして起こらない。
あぁそうだった。僕は人形で、君に操られていたんだっけ。
君が口に出す言葉は、僕にとっては呪いの魔法。
でもそれに気づかずに、君は僕に言葉を浴びせる。

《操られてるためだけに生まれてきた》なんて、
悲しすぎることじゃないか。でも、もういいや。
どうせ僕は操り人形。糸が切れればもうオシマイ。
捨てられていく運命ならば、今はこうして黙っていよう。

「ねぇ、これ買って!いいでしょ?別に♪」
「なんかツマンナイな~。面白くないもん」
「はぁ、飽きちゃった。もういらないや。バイバイ」

君が吐き出す言葉で僕は犯されていく。
惨めになって、それでも快感が僕を攻める。
あれ、もしかして、僕はこの現実を望んでいたんだっけ?
君が行う行動は、僕にとっては束縛の呪文。
それに気づいていても、君は僕に呪文を与える。

《自分の気持ちも伝えられない》なんて、
無性に切なくなるのはどうしてだろう。
どうせ僕は操り人形。朽ち果ればサヨウナラ。
燃え尽きてしまう運命なら、今は快楽に沈んでいよう。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

《リン》操り人形《レン》

勢いで作ってみましt(っ・д・)三⊃)゜3゜)'∴:. ガッ
「」の中は、リンのセリフです(*´∀`*)

閲覧数:151

投稿日:2013/03/17 10:48:03

文字数:541文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました