あなたへと贈る花は 灯火となり
ルシラ ルシラ
細い蝋燭(てらし)の火を ゆらりゆらりと 映す鏡
闇に怯えながら 記憶の糸を手繰り寄せる
あなたへと贈る花は 永久に咲く夢
ルシラ ルシラ
あなたへと贈る花は 永久に咲く夢
ルシラ ルシラ
樫の木箱の中 文字の掠れて褪せた手紙
一つ そして一人 燃ゆる寝台と眠りにつく
あなたへと贈る花は くずおれぬ灰
ルシラ ルシラ
あなたへと贈る花は くずおれぬ灰
ルシラ ルシラ
燈された灰の花は 青煙となり
ルシラ ルシラ
燈された灰の花は 高天に失す
ルシラ ルシラ
あなたへと贈る花は 放たれた鳥
ルシラ ルシラ
あなたへと贈る花は 放たれた鳥
ルシラ ルシラ
碧落に染まる花は 散らされて 尚
ルシラ ルシラ
碧落に染まる花は 後の世に舞う
ルシラ ルシラ
ルシラ ルシラ
ルシラ-Lucilla-
「ずっとずっと、あなたを想い続けています。」
採用ありがとうございます!
raiderさんの歌詞募集(http://piapro.jp/t/C4ZI)に応募させていただいたものです。
永久(とわ)→ずっと。
樫(かし)→木の一種。棺などに使われる。
寝台(ねだい)→ベッド。
青煙(せいえん)→けむり。もや。
高天(こうてん)→高い空。
碧落(へきらく)→空。遠い場所という意味もある。
後の世(のちのよ)→来世。
花→愛情。
(7/31)
投稿日に注目の作品入りしたのは初めてです。ありがとうございます!
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