「今、6時ぐらい・・・もうすぐ来るよ、カイト」
「・・・そっか」
その頃。あたしとカイトは2人よりも一足先に夏祭りがあっている会場に来ていた。
あたしが時刻を言うと、カイトはなんだか複雑そうに頷いた。
・・・う~ん、なんか、やりきれないって感じ。
・・・・・・・・・。
「・・・カイトっ・・・・」
「・・・何?」
「・・・あたしを、今日一日だけさ・・・今日限定で、あたしのことをさ・・・」
「・・・・うん・・・?」
「・・・・一人の女の子として扱ってほしいんだけど・・・」
「・・・!」
「・・・どう・・・かな・・・?」
「・・・ん~」
カイトはしばらく無言思考を貫き通し、それから
「・・・もうマスター(作者)とは、お祭り行ったから何も言われないと思うし・・・うん」
カイトは、一息おいて
「いいよ。・・・だけど、今日限定だよ?」
と、念を押した。
「うんっ、そんなに言わなくてもカイトがロリ趣味だってことは分かってるから」
「・・・えぇ、リンちゃん・・・それは」
「えー、だって本当のことでしょう?ミクもあたしもそしてマスター(作者)も、みぃんなみぃぃんなカイトより年下だよぉ~?!」
「・・・・うぅ」
「・・・にゃはっ」
あたしは意地の悪い笑みを浮かべて、
「・・・さ、行こう、あの2人が優先順位先だからねっ!」
と、カイトの服のすそを引っぱった。
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