遮断機の向こう 消えていく貴方を見ていた
花束だけが アスファルトの上で茹っていた
あの日から僕は 何か探すように彷徨っていた
気付いたら僕は 黒い影になって歩いていた
僕は
夏風で歪んでいく 鳴り止まない病に
きっと願ってしまったの
貴方みたいに為りたくて 僕は僕の貌を棄てたんだ
何者にも為れない儘 腐ってしまうのが怖かったの
怪しく滲む電灯が ただ前へ進めと誘うから
呪いのような影を纏っていく それが僕だったんだよ
貴方の眼には 最期の光景がどう視えたの
花束だけが 僕の代わりにずっと問いかけてた
始まりの意味が模倣でしかなくたって
今でも理由を探し続けている
さよなら 僕の影法師が笑う
ここからは一人で歩くから
貴方みたいに為れなくて 僕は僕を掻き集めるように
何者にも為れなくても 願いはずっと輝いていたんだよ
耳鳴りみたいな警報も まだ前へ進めと叫んでいた
呪いはいつか歌に変わっていく これが僕だったんだよ
貴方みたいに煌めいて ありのままを歌にできたら
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↓「前のバージョン」でページ送りです...【小説書いてみた】 神曲

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kurogaki
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