突然訪れた 雨は激しくも切なく
焼けたアスファルトに 煙るように立ち込めて
濡れて立ち尽くした お互いは同じ空模様
雨に縛られた体は 重く動けずにいた
好き以外の 何が思い出せるのでしょう
激しくなった 雨のカーテン越しに
手を伸ばせば 確かに貴方がそこにいて
幻想のように 私の心を締め付けた
通り雨に叩かれた鼓動 どうしたら抑え付けられるの?
気付けば、溢れ出していた涙は 雨が隠してくれているのに
無意識にあなたにしがみ付いた この手が何もかも台無しにした
別れた日の事 何回夢に見たのかな…?
なのにバカみたい 今は思い出せないんだ
見上げた貴方の目 濡れたまま伏せた曇り空
焼けた雨の匂いだけが ただ鮮烈だった
通り雨に濡れて立ち尽くして あなたにしがみ付いているだけで
気付けば頭の上の優しい手 気付かない振りで受け入れてる
あの頃と同じ、ただ甘えてる 弱くてズルいままの、私が居た
通り雨みたいに激しくて 気まぐれな私と居てくれた
通り雨みたいに離れていった 悲しくて幸せな恋でした
今でさえ上から抱きしめて 私の傘になってくれている
それじゃダメな事 2人とも気付いているから
雨が止んだら 笑ってバイバイしようね
晴れたら掛かる虹の足元で 通り雨がくれた一瞬の奇跡は
忘れたまま過ぎ去っていった 幸せのひとかけらでした
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