モノクロ・パラレル

閉ざされたドアと、やけに暗い朝
今日も僕はひとり

寝惚けた頭で、気づいてしまった
愛されたいこと


賑やかな街に 紛れて零した
灰色の心

叶えたい何かに
届きそうな顔をして

S
愛して 認めて 分かって
歌えなくなった僕を
見つけて 名付けて 信じて
ここでは煌めいてたい だから…


歩きつかれても、笑ってるわけは
「掬って欲しかった…」

喧騒の中では
孤独(ひとり)にはなれないのに

S
壊して 逸らして 背いて
素直に歌えなくなる
失くした ことさえ 忘れて
しまえたら今も笑えてる かな

綺麗な言葉しか 紡げなかった
僕の歌声も
確かにそこで 望まれてたもの

S
会いたい ひとりは 寂しい
形にならない声を
届いて、届いて、届いて…

S
溢れる 温度を 拭って
せめて最後の強がり
哀色 傷痕 痛みを
歌うことしか出来ない 僕だ

宛てなく 歩いて 探した
誰も僕を知らない世界をー

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

モノクロ・パラレル

キラキラ輝いた自分の心や考えを歌う。
それができなくなったとき、自分が無くなってしまったように思う。
それでも救われたいわがままと、最後まで輝きたい自分が交錯する。
なんとなく憂鬱な気分になると私もそんなことを考えてしまいます。

力強い曲調にのせて、葛藤と足掻くようなイメージを載せてみました。
お久しぶりのコラボ。採用ありがとうございました!

閲覧数:2,390

投稿日:2020/05/03 01:43:05

文字数:418文字

カテゴリ:歌詞

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