底辺で這いずった
それでも詩を書いていた
最低を綴った
誰にも見せられやしないが
やれやれ困った
筆が乗らなくなっちゃった
さてさて弱った
このまま首でも括ろうか

酩酊 寝そべった
まだ足りないと呷っていた
延々 愚痴っていた
返事など返るはずもないが
はらはら落ちてった
椿が地面に落ちてった
それを羨む自分がいた

どろどろり ゴミと気怠い昼下がり
既に片足突っ込んだのは三途の川
くらくらり 酔いが回ってくらり
まさに寂しいけんけんぱ 阿呆なひとり遊び
底辺でも繕った
見返したいと思ったから
最低でも笑った
寝首を掻いてやりたいから
やれやれ参った
相手が一枚上手だった
さてさてどうするお天道様

人を呪わば穴二つ

ゆらゆらり 紫煙と枝垂れた柳
更に片足突っ込めばそこは奈落の底
ひゅるひゅるり 風に吹かれてひゅるり
ただの悲しいひとり相撲 虚しいため息

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

綴る詩書き

閲覧数:38

投稿日:2025/04/09 14:16:34

文字数:403文字

カテゴリ:歌詞

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