G clef LinK 元騎士団長2

投稿日:2020/02/23 01:09:44 | 文字数:1,182文字 | 閲覧数:35 | カテゴリ:小説

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次話
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姉御は一応、ポジションはツッコミです。

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TEXT
 

 メイが腰掛けるのを確認した店主のマーストンは、彼女にこう言ったのだ。

「すぐに出せるメニューなら、特製荒野のミートシチューだ。狩りで手に入れたモコモコバニーの肉に、バイソンホルスタインのスジ肉、ホルモンを混ぜて豆と煮込んである」

 この料理は少々、中に入る食材アイテムが奇抜で不気味な気分にさせるモノであるが、ランブルウィードで生きる者たちにとっては御馳走だ。

 荒野のミートシチューの名を聞いたメイは「それでいい」と即答で今日の晩餐を決める。注目を聞いたマーストンは、底が深い一枚の皿に赤茶色をしたミートシチューを盛ると、メイの座る卓上へと運んだのだ。

 一応、マーストンが作る特製荒野のミートシチューのレシピを記すとしよう。

※荒野のミートシチューレシピ※

必要な材料

肉類
バイソンホルスタインのスジ肉
バイソンホルスタインの心臓
バイソンホルスタインの脳みそ
バイソンホルスタインの骨髄
バイソンホルスタインの小腸
モコモコバニーの刻み肉

野菜類
ニンジン
トマト
タマネギ
ローリエ
ハーブ
豆の缶詰め
粗挽きコショウ

その他
小麦粉
赤ワイン

 ぜひ壁の向こう側のヒトたちは、このシチューを作ってみて貰いたい。硬いスジ肉さえ長時間、煮込んでおけば柔らかくなって食べやすくなる筈だ。

「はいよ、荒野のミートシチューだ。ついでに赤ワインもどうだ? このシチューに合うぜ」

 マーストンは料理の付け合わせに酒はどうか? とメイに聞いた。ミートシチューの材料にも用いる赤ワインが、このメニューで飲む酒に最適だと教えている。

「酒か、遠慮しておく。私はこの間、酒酔い乗馬でレイチェルの背中からサボテンの山へとダイブしたからな……」

 提案を聞いたメイはどうやら、前に飲酒した状態で愛馬を走らせていると、酔った勢いで障害物(サボテン)を乗り越えたくなり無茶したそうだ。彼女は酒に酔うと、ヒトが変わるタイプの人間である。

「ワオッ! そいつはクレイジーだな」

「身体中トゲだらけになった。モジュールでもないのに、私は音速ハリネズミだな……」

※残念ながらDIVAに姉御のソニックスタイルはないです※

「だが、せっかくの薦めだ。酒の代わりにジンジャーエールでも飲むとしよう」

 メイはマーストンに飲み物を頼んだ。本当は酒を嗜みたいところであるが、再び飲酒乗馬をして愛馬からサボテンへダイブしたくはない。酒は飲んでも飲まれるな、と云う“ことわざ”をメイは身をもって体験していた。

 ミートシチューの入った皿の隣にジンジャーエールの瓶を並べ、夕食を摂っていくメイ。しつこいようだが、彼女はクールで威厳ある口調で話すが女性である。
 立ち振る舞いも男性的でありかつ、行動も男勝りなのは英雄と呼ばれた男ロアの遺伝なのかもしれない……。

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