ナゾトキ×ナゾカケ 3
投稿日:2010/08/17 15:40:14 | 文字数:1,068文字 | 閲覧数:439 | カテゴリ:小説
続きすぐにだしますw
“動いた”。
悟られるな。気付いてると悟られるんじゃない。
暢気に、気ままに笑っていろ!
「ね、断言できるだろ~?」
語尾が震える。気にするな、ピエロを演じろ。
――本当に。あの子は。世話ばっかり焼かせるんだから。
――偶然空きが出来たとはいえ、何でヒョイヒョイ来るんだろうね。
――了承するアイツもアイツだけどさ。
――ここだけは恨まないとね、アイツを。
――あの子が来たのは、やっぱり復讐か。
――たった一つだけだけど、本当に狂ったよな。計画ってやつが。
――何であの子ったら、事件に巻き込まれちゃうんだろう。
――違うか。ああ、違う。
「レン?」
「巻き込まれたんじゃなくて、巻き込んだんだ。巻き込みと巻き込みが重なって、良い結果じゃないかぁ」
「れ……レン」
――良くないし。
――どんな危険にあの子が巻き込まれたのかを考えてみろ。
――思い知れ、リン。
「さあ、犯人は誰だい?」
「え」
リンは目を見開く。
しかし、知っている。
「悪いけど、君の答えは知っているよ」
「え……!?」
違う意味で驚くリン。
「だって僕の目の前に、全て揃ったのだから」
レンは、パッと両手を広げる。揃った、という意味だ。
リンは、不思議そうに腰にまた手を近づける。
今度は、不思議そうな顔をしつつ、確実にポケットに手を入れた。
上手い。上手いじゃないか。レンは笑う。
「三つ目の謎は……海風が彼女の髪を、撫でていたあの時。彼女は何と思ったのか?」
気づけよ。思い知れよ、リン。
――彼女が僕に思った事を言ってくれた時。
――僕は涙が出そうになったんだよなぁ。
――リンって子は、恵まれすぎてるだろって。
だから、早く思い知れ。
「っあ……」
リンが息を呑む。
何で息なんて呑んでるんだよ、と突っ込もうとして押しとどまった。リンは、震えながら言ったのだ。
「綺麗……」
「綺麗じゃないだろっ!? それどころじゃ……って、え?」
「あっ、なななな何でもないわ」
綺麗、と言われたのは初めてだ。
レンは雰囲気が雰囲気だが少し頬を染める。しかし、それを悟られるまいと笑った。
もっと、笑え。でも、笑おうとしても下手に顔が緩んでしまう。完璧な笑顔が作れない。
「……全て終ったことだけどね」
「ええ」
「でも」
――やばい。駄目だ。
――顔も赤いし、僕は。
――まぁ、いいや。
――“人生最後”の告白だ。
続く
____________
続きもすぐ書きますです。
オススメ作品10/28
-
ツンデ恋歌
ボクが思うに 愛なんて
くうそう(空想)の中 だけでしょ
はっきり言って くだらない
きあい十分? 迷惑で
みつめられても 困るし
ツンデ恋歌
-
【鏡音リンレン】Lander Undergrounder
Lander 乗り込むんだ
遥か彼方を目指すんだ
僕たちは Undergrounder
暗闇しか見えない
Night and day
【鏡音リンレン】Lander Undergrounder
-
イケ恋歌
歌うことが 売りですが
かげながら努力 してるのです
まだまだ 上がいるけれど
きっと すぐに抜いてみせます
だから… ボクを 見ててください…
イケ恋歌
-
テレキャスタービーボーイ(long ver.)
『テレキャスタービーボーイ』
大人になるほどDeDeDe
はみ出しものです伽藍堂
人生論者が語った
少女は鳥になって
テレキャスタービーボーイ(long ver.)
-
『1月サンタとみぞれ雪』
過ぎたクリスマスなごり惜しいな
残されたツリーが寂しげに
そういえば君に渡しそびれた
小さなプレゼント
ねぇ受け取って
『1月サンタとみぞれ雪』
-
「ありのまんまで恋したいッ」
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
「ありのまんまで恋したいッ」
-
悪ノ召使
君は王女 僕は召使
運命分かつ 哀れな双子
君を守る その為ならば
僕は悪にだってなってやる
期待の中僕らは生まれた
悪ノ召使
-
ジグソーパズル
ジグソーパズル
-----------------------------------------
BPM=172
作詞作編曲:まふまふ
-----------------------------------------
ジグソーパズル
-
平面世界の君絵の中の僕
君と僕の 始まりの物語
絵の中にいる僕と 平面世界にいる君 僕を作ってくれた君
平面世界で 君は 泣いている 僕は 涙を拭う事が出来ない
辛いこと 苦しいこと あるのなら 僕を見て その 気持ち
無くしてよ 何があったの 何が辛いの 僕には わからない
平面世界の君絵の中の僕
-
マセ恋歌
恋人じゃなくてただの'友達'
曖昧なラインを好むのさ
でもあったその日に手を出すような
軽い奴じゃないことは知っててよ
今宵もまた始まる
マセ恋歌
友達とよく歌う。
めちゃくちゃ音痴です。ところで、歌詞をこの頃書いてみたりしようかなぁと。
ボカロもっていないので、どうぞご自由に使いくださいw
なかなか怒らないといわれる。しかし、怒るタイミングが見つからないだけ。ではw