絶対零度エムプーサ



A
欠けぬ円かの上 束ねた欲望
保存良好。RN(アール・エヌ)

油断大敵ほら 姿消して
私の前に現れて さぁ 

A
足掻く獲物掴み 舌なめずりした
自問自答→反撃

右ジャブかまして 助け求め 
誰もいない 抱擁

A'
シトラス味の キスを重ねた
途端錆びついた臭いが

辺り満ちて 黒い
十字架に束縛 終焉

B 
創られたパラノイア 残像が頭の中に湧き出てきて 
艶美なサキュバス 舐める 
鋭い爪首に突き刺す 

S
絶対零度に彩られる 冷酷なその薄笑い
逃亡劇の不能 幕下ろすこともできぬ

絶対王政に縛られて 異も唱えられない儘
快楽(エクスタシー)に任せてほら 己の本能
目覚めよ 

A
欠ける円かの上 バラバラの純情
状態悪化。TAN(ティー・エーエヌ)

防御不安定な 盾壊して
迎えに来た

A'
シトラス味の キスを重ねた
途端赤ワインの匂いが

辺り満ちて 喉に
至福と恍惚が 雪崩れる

B
憑いてきたパラサイト 想いが下衆と成り果てる
高貴なヴァンピール 疼く
私が私でなくなる

S
絶対領域は侵入(おかさ)れた 赤青もない少女に
思想犯の鼓動 むせかえる『ム』のフィールド

絶体絶命の細胞分裂 沈む牙嬉しそうに 
私事(プライバシー)はここにはない 己の絶望
堕ちてく

C
夢と現実の永遠ループ 海馬機能が破綻しそうな
走り続ける無音の街 改竄されていく時間
 

暗がりの螺旋あがり戸を 開く先には

S
運命は変わらない ギロチンにかけられた
少女は抱きついて 熱を奪い去ってゆく

絶対零度に彩られた その冷酷な薄笑い
快楽(エクスタシー)に任せてほら 己の本能
目覚めて

堕ちてゆくの

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

応募作 絶対零度エムプーサ

ちぇーさんさん 歌詞募集 に応募した作品です

原曲→http://piapro.jp/t/NBJT

堕落。

その日、『人』としての生涯を終えた。

非ざる別次元への何かへと変えた。

投稿者twitter→https://twitter.com/rewas_kousien

閲覧数:216

投稿日:2013/03/07 20:19:20

文字数:733文字

カテゴリ:歌詞

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