垂直に切り立ったその頂
白い北壁には魔が潜む

己の欲の為だけに
そこを目指した愚者たちは
足を滑らせ命を落とす


乙女と修道士と共にあり
美しい静寂と共にある

青く広いアルプに響く
涼風とカウベルの歌
その頂には響かない



押され流れる氷の河は
大地を削る優雅な爪先


その爪先は悠然過ぎる
誰も気づかぬ速さで
大きく深い爪痕を残す


乙女と修道士の傍らで
激しい衝動の源となる

青く広いアルプに香る
エーデルワイスワイスとチーズの香り
その頂には届かない



あれは魔の山 槍の山
鋭いその頂に
届くは無垢な孤独のみ


ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

鋭利な頂

世界遺産のスイスアルプスの詩を書いてみました。
アルプスの有名な山々の中でも今回特に「魔の山」と呼ばれるアイガーをメインに書きました。
並び立つメンヒ、ユングフラウはそれぞれ「修道士」「乙女」という意味の名前なのに、アイガーだけ、「鋭い」「槍」などの意味らしく、人間に例えてもらえなかった可哀想な「魔の山」です。
そう思うと書いてみたくなり、書いてみました。
自分でもあまり納得いってない部分もあるので、後々変更するかも・・・。

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閲覧数:140

投稿日:2011/11/08 20:27:22

文字数:271文字

カテゴリ:歌詞

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