新たなボーカロイド、巡音ルカが加わってから数日が経ったある日のこと
リンはムスッとして座っていた
「なんで、怒ってんだお前」
「怒ってないもーん」
「怒ってるだろ?」
「怒ってないってば!妬いてるだけっ!」
勢いで言ってしまったあと、リンはあっ、と小さく呟いた
「なんで妬いてるんだ?」
「だって・・・ルカちゃん見てレンがでれーってしてるから・・・」
「でれーってしてたか?」
「してた」
「そんなつもりはないんだけどなぁ。でも、まさか妬いてくれてるなんて思わなかったなぁ」
「・・・ほっといてよ」
リンはそっぽを向いた
「まあ、でれー、としてたのは否定しないけどな」
「なっ!やっぱりしてたんじゃない!!」
「話を聞けって。したとしても最初だけだよ。ほら、ルカ姉ってメイコ姉やミク姉とはまた違った雰囲気だろ?だから」
「ふーんだ。どうせ私は子供ですよー」
頬を膨らませながら、背も胸もないしとか性格だってとか呟いていた
「だーかーらー!最初だけだって」
「とかなんとか言って、本当は惚れたんじゃないの!?レンの浮気者ー!!!」
「いって!」
リンは思いっきりそこら辺にあったクッションを投げた
それからレンから離れてソファーの端っこに座った
「お前なぁ・・・。言っておくけどな、惚れてないからな。俺の好きな奴はリンだけだ。本当のことだからな」
「レン・・・」
リンがレンのほうを向くと、レンは顔を少し赤くしてリンの顔を見た
「だから、泣きそうな顔すんなって」
「・・・うん・・・」
「隣、いいか?」
「うん」
レンは彼女の横に行き座り直した
「リン。俺はこんなんだから、あまり言えないけどな。俺はリンを一番、その・・・愛してるんだ・・・」
レンはさっきよりも顔を真っ赤にしていた
「ぷっ。あはは!レン顔赤い!!タコみたーい!」
「わ、笑うな!」
「だってぇ!」
「笑うなって!!」
「ふぅ。・・・レン」
「なんだよ」
「私も、レンのこと愛してる!大好き!!」
リンはレンに抱きついた
「うわっ!」
「大大大大大大だーい好き!!!」
「お前、言いすぎ。恥ずかしいだろ」
「愛してるよりはマシですぅー!!」
「//////」
「照れてる?」
「うるせぇ!リン、さっきよりもテンション高くないか?」
「気のせい♪気のせい♪」
リンが笑ってそう言うと、レンはたくっ、と呆れていた
「レン、大好き♪」
「もういいって」
「・・・レン、もう一回言って」
「へ?」
「愛してるって」
「ヤダ。はずい」
「えーーーーーーー!!!」
リンは思いっきり不満そうな顔をして言って!言ってよぉ!と駄々をこねた
「・・・しょうがねえなぁ・・・リン、愛してる・・・」
「・・・・もう一回」
彼女は彼に寄り添いながら言った
「・・・愛して・・・る・・・」
「・・・・もう一回」
「もう、いいだろっ!ものすっごく恥ずかしいんだぞ!」
「ぶぅー」
「・・・これから毎日のように言ってやるよ」
「本当っ!?」
「・・・本当」
「やった!レン大好きだよー♪」
「何回目だ」
その言葉にリンはえへへ、と笑った
何回も言っちゃうよ
だって、心の底からレンのこと大好きなんだから
妬いちゃったけど、でもレンのこと信じてる!
レン、大好きv
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