A
見えないまま 聞こえないまま
息ができたら どんなに楽なんだろうって
詮ないことを考えても
終着点を探し始めたら
どこかおかしくて 涙が出た
B
傷つけて壊した 失って悼んだ
詰めた息を飲み込んでは 仕方ないって諦めた
愛おしいってどういうこと?
可哀想と何が違うの?
バカみたいな自問自答を
繰り返すだけ無駄なのに
S
知らない何かに縋れるほど
多くを知れない僕らの夜は
ねえ知ってる?
気が遠くなるほど長いんだ
気が遠くなるほど寒いんだ

心なんていらないと思ったよ
そう思ったよ

A
会いたいのに 会わないふたり
そして最後に ようやく笑ってキスをする
遠回りという名の喜劇
終着駅で出会える奇跡は
ありきたりすぎて 涙が出た
B
遠ざけて探した 近すぎて迷った
吐いた息の震えにさえ 気づけないほど浅いまま
愛おしいってどういうこと?
憐れんだふりは楽だった?
バカみたいな自問自答を
繰り返すのももう飽きた
S
知らない誰かを愛せるほど
多くを知れない僕らの朝は
ねえ知ってる?
泣きたくなるほど眩しくて
叫びたくなるほど寂しくて

心なんていらないと思うほど
残酷なんだ

C
何もいらないと思うことが幸せなら
僕らはいくらでも幸せを知れたはずさ
真実はどうだ 現実はどうだ
今日の嘘に 明日の僕らは救われる
今日の罪に 明日の僕らは許される

いつまでも変わらないでと
呪う言葉が木霊する夜に
僕らは静かに息を止める

星に心を奪われながら待つ朝は
どこまでも優しかった

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

朝を待つ夜が終わるまで

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投稿日:2018/02/10 23:28:26

文字数:645文字

カテゴリ:歌詞

ブクマつながり

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