かっかと照らす太陽が 雲に包まれあらま雨模様
日陰に佇んでた私は飛び出して 「ちょっと、お兄さん」
傘をかしげて 「おはいんなさい」

雨降り らったった ばしゃばしゃと音がする 響く 謳歌する
あなたの肌の上でも しとしとと空が涙する

煙草を呑んだ喉仏 ほうけて見上げている薄曇り
人肌の雨のぽたぽたと湿らした音がふいに止み
首をかしげて 「また今度」

雨上がり らったった 嫋々と風は去る そよと 涼やかに
お空に太陽が顔を出し 暑くなるから私は帰りましょ

日陰に戻れば太陽が またまた顔を隠されて
こんなに雲が垂れ込めりゃ お天道様の目も見えぬ
だから都合も悪くない 止んだ雨がなきだすから
かしげた傘の内側へ
「さァさ、おはいんなさい」

まだまだ らったった ばしゃばしゃと音がする 響く 享受する
遣らずの雨が降るから もう一度空がなきだした
遣らずの雨が降るから もう一度空がなきだした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【詞先】遣らずの雨【曲募集】

■『人肌の雨』ってなんだか艶めかしいな、と思い立って書きあげました。よろしくない恋の歌。不倫の歌です。

■使用音源やジャンルなどは全て、これを歌詞として真っ当に使ってくださる楽曲制作者様にゆだねます。

■前のバージョンにはひらがな表記がございます

閲覧数:202

投稿日:2014/07/21 18:04:28

文字数:403文字

カテゴリ:歌詞

クリップボードにコピーしました