『僕がいた街』

えんま通りを横切って
海までペダルを回す
砂浜でぽっぽ焼きも
焼けちゃうんじゃないかな

恋人岬はまだ早い
大人になってから
青海川まで二百円
電車くらい乗れるさ

今夜この空に花火があがるよ
その音に隠して君に好きだと言おう
聞こえますように ませんように
ぶつかる手を繋ぎたい

友達にからかわれて
こんなブスと泣かせた
女子たちが群がって
謝るタイミング逃す

夏休み会えない でも
偶然ファミブで会えた
26日赤坂山で
それだけ伝えて逃げた

今夜この空に花火があがるよ
ごめんなさい しだれ柳に照れて隠した
ずるいよね 昔からいつも
繋いだ手は離さない

福島の学校に
転校するんだ
8月の1日に
引っ越すことになった

いたずらに笑いながら
下の名前で呼んできた
最後まで理由だけは
聞かないでいてくれた

今夜この空に花火があがった
行かないで 三尺玉にまぎれ聞こえた
静かになった夜空を
いつまでも見ていた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

僕がいた街

閲覧数:19

投稿日:2024/06/06 16:59:30

文字数:420文字

カテゴリ:歌詞

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