あなたの発したその色を
それを信じて生きてきました


初めて見る世界は
色が幾重に織られて
絵皿の上で信教と真相が歪んで


この調色板じゃ抱えきれない
それでも色は重ねられてく


俺自身の中に色が 手当たり次第に混ざって
調色板の上の色は やがて黒になっていた


一度黒くなった色は 何を混ぜても黒いままだ
俺の色はどこだ? この色か? 思い出せない


白で全てを塗りつぶしてみた
帆布の色もこんなだったっけな

俺自身を染めた色は 後から載せたものばかり
本当はこの白から 俺が始まったハズだ


以後載せる俺の色は 俺のために載せていく
色調版が黒くなろうと 使わなければいい話だ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Discarding for me

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投稿日:2024/06/23 19:35:53

文字数:297文字

カテゴリ:歌詞

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