遥なる細き道
迷いコトなく日々歩く
風に拐われながら 
君の香りがする方へ

目の前に落ちた
黒き巨大な瓦礫
心乱れても
道は只一つ

悲しき恐怖に
未だ先は見えず
震える身体を支え
友を抱え歩く

君が落とした残り香の
微かな道導べ
いつまでも永遠に忘れない



遥なる輝きへ
立ち止まるコトなく進む
敵に捕らわれまいと
友の足跡辿り行く

大地に突き刺さる
忌わしき二本の柱
友の姿無く
声僅かに響く

心無き衝動
憐れみさえ見えず
か弱き者の声は消え
残る涙の跡消えぬ

ここに残された香り
小さな小さな欠片
無くさぬよう両手で抱え

遠くに帰るあの山へ
終わりなきこの旅路は
どこまでも永遠に続く・・・

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【KAITO】涙の道導べ【オリジナル】

閲覧数:181

投稿日:2012/06/05 02:13:35

文字数:308文字

カテゴリ:歌詞

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