背中そっと 追い越した
風がまだ 冷たくて
冬なんだ まだ
冬なんだ 今
君の背を追い ひとり泣いた
後悔がそっと 押し寄せてきた
夢なんだと 思えたら良かった
努力から 逃げたこと
向き合うことから 逃げたこと
大人に近づく程
背負った罪の重さに
潰れそうになりながら
まだまだ泣いている
夜の始まりにただ叫んだ
嘘にならないように ただ、ただ
消えてしまわないように
青い風が吹く
手を伸ばして 届かなかった
夢がまだ 捨てきれず
幼いの まだ
幼いの まだ
君の背を失い 蹲り泣いた
花弁の影が 瞼に舞った
影なんだと 知っていたのにさ
出会いから 逃げたこと
別れることから 逃げたこと
大人が迫る程
背負った命の重さに
崩れかけのままで今
まだまだ生きている
朝の来訪にただ叫んだ
哀にならないように まだ、まだ
消えてしまわないように
赤い光が降る
嘘のまま生きた証が
私の中で 燻って、まだ
消えてしまわないように
君の愛が降る
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