指先で触れた街角は
ガラス越しの世界で
幾つもの営みと明日を
眩い光が隠す

尊厳を護る筈の盾と
威厳を守る槍とが
ぶつかり合うその刹那
轟音が静寂を生む

涙ひとつ流すことさえ
無情に思えて
凍りついた身体の奥で
理性が震えている

愛が愛しくて叫びたくなるよ
君に届くように
誰かが誰かに祈り願うこと
尊さに気づいて
生まれ奪われる全ての生命に
等しく安らぎを
理の向こう確かに君が居る
この空の彼方で


妄想を騙る予言者が
不安を煽り微笑む
繰り返す争いの中
義の無き獣の顔で

理念を持たぬ言の葉は
いつかは枯れて散り行く
君だけが信じる希望
どうか忘れずに生きて

僕が此処で生きた証を
現在(いま)に刻めたら
君と出逢う奇跡のカケラ
歌声が導くよ

惑星(ほし)の輝きを全て集めても
決して及ばない
君の優しさがその温もりが
全てが尊くて
癒された傷と救われた生命が
祈り願うから
廻り巡り逢い幾度も繰り返し
あの空の彼方へ


愛が愛しくて叫び出していた
君に届くように
誰かが誰かに祈り願うこと
尊さに気づいた
生まれ奪われた全ての生命を
等しく慈しみ
廻り巡り逢う約束の場所へ
あの空の彼方へ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

HUMANISM(歌詞)

MEIKO 20th Anniversary新曲『HUMANISM』の歌詞です。

閲覧数:29

投稿日:2024/11/07 13:39:20

文字数:507文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました