不意に名を呼ばれた
立ちどまり振りむけば懐かしい花の香り
風が巻きあげる

足跡は沙の綾 果てしなく続く
ひとつの後悔を握りしめ
旅人は行く

遠い日を思いだす
白い花片を挿して 豊かに靡く亜麻色
きみの髪よ
淡くかがやく虹

歓びを舞い踊る 纏うシルフの紗衣(うすぎぬ)
だけどぼくは忘れては不可(いけ)ない
きみのことさ
どこまでも尊い

月に名を尋ねた 答えは美しい詩
静かに濡れる睛
星が落ちる夜

靴紐は解いたまま あてどなく巡る
この寂寥を心に隠し
旅人は行く

遠い日を思いだす
赤い唇に触れて 手と手にかける願いと
霧の街よ
鳥が羽搏く先

遠い日を思いだす
白い花片を挿して 豊かに靡く亜麻色
きみの髪よ
淡くかがやく虹

幸せを舞い歌う 纏うシルフの紗衣
ならばぼくは忘れては不可ない
きみのことさ
なによりも尊い

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

シルフの紗衣

もふてゐさんの楽曲(http://piapro.jp/t/GB09)
に詞をつけさせていただきました。

不採用でした。

閲覧数:309

投稿日:2021/08/09 17:32:30

文字数:367文字

カテゴリ:歌詞

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