お母様の言い付けで
町に買い出しに行ったとき
人々に囲まれた王子様に
一瞬で恋をしました
明日あのお城で
舞踏会が開かれるらしい
招待状を送られたのは
町の若い娘達
お姉様達のドレスや靴を
揃える私は屋敷でお留守番
「あの人にもう一度会いたい」
そんな願いは叶うはずがなかった
魔法使いが現れて
私に魔法をかけるまでは
カボチャの馬車に乗って
今貴方に会いに行くわ
灰被った身体包むこのドレスは
私にはもったいないけど
ガラスの靴履いた私は
まるで知らない人のようで
嗚呼、夢が始まる
閉じた瞳をゆっくりと開いた
一人屋敷で泣いていた
舞踏会が始まる時間
「泣かないで、魔法をかけてあげるから」
光の中から声がした
煌びやかな明かりの下に
そっと静かに踏み出した
綺麗な娘達に囲まれた
あの人と目が合って
ゆっくりと近づいてくる
微笑みを浮かべた王子様は
私に手を差し出して
甘い声で囁いた
「美しいお姫様」
「僕と踊っていただけますか?」
12時の鐘が鳴るまで
一夜だけの夢を見せて
魔法が解けた惨めな私は
貴方に会うことができないから
ガラスの靴を履いている間は
貴方のお姫様でいたいの
嗚呼、幸せだわ
握られた手に指を絡ませた
ふと思い出した
魔法使いに言われた言葉
「12時になるまでに戻っておいで」
「魔法が解けてしまうから」
夢の時間はいつの間にか過ぎて
時計の針はもうすぐ重なる
嗚呼、時間がない
繋いだ手を名残惜しげに離した
私を呼ぶ声を背中に
駆け降りる長い階段
振り返ったらきっと私は
離れられなくなってしまうから
ガラスの靴が片方脱げて
何かが割れる音がした
嗚呼、さようなら
閉じた瞳から涙が伝う
ガラスの靴はきっと無くなってしまったから
もう貴方に会うことはできないけど
もしもう一度出会えたなら
その時はまた踊ってくれますか?
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