とある森の奥地には イバラノ森がありました
その森の湖には一人の少女がいました
その少女は一日中 休むことなく謡っていました
その歌声はとても深い悲しみが込められていました

その少女の腕には二枚の写真がありました
大切そうにその写真を見ては涙を流し歌を謡い続けていました


ある日の暮れのことでした あの歌が聞こえなくなりました
イバラノ森の湖の少女が突然動かなくなりました
その少女の所々にはゼンマイと歯車がたくさんあり
その一つ一つが錆び付いて動かなくなっていました

少女が抱えていた二枚の写真の人は
彼女を作った人と彼女が愛した人でした


とある森の奥地に 薔薇の咲く森がありました
その森の湖には壊れてしまった人形がありました
その人形に話しかけているように二匹の鳥が鳴いていました
するとその人形の中から一匹の美しい鳥が出てきました

三匹の鳥はとてもうれしそうにそして
楽しそうに飛んで行きました
美しい一匹の鳥は人形だった少女と
同じ歌を謡いながら飛んで行きました

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

【イラスト募集中】 森に響いたオウタ~機械仕掛けのオ人形~ 【曲募集中】

ついに完成いたしました!

この詩はですね、『イバラノ森ノオ人形』の続編のつもりです・・・
ちょっと哀しすぎて少女(ミクさんのつもりなんですが・・・)
が謡い続けているのも疲れてしまうだろうと思い、作りました。

所々『イバラノ森ノオ人形』と詩が似ていたり同じだったりするかもしれません。
そこは私の文章力?が無かったと思ってください・・・(困

イラストを書いていただけるとうれしいです!
曲を作っていただけるとうれしいです!
感想も書いていただけるとうれしいです!

以上です。

閲覧数:358

投稿日:2008/07/02 17:28:57

文字数:445文字

カテゴリ:歌詞

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    ご意見・ご感想

    続編出来たんですね~。診に来ました!
    哀しいけど、優しい詩ですね…。
    しんみりしますね。

    2008/07/02 08:39:48

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