慎ましやかに怒られながらも後ろ手にVサインして
あの角を曲がった瞬間に見えなくなったタイミングで
ゲラゲラ笑って舌出して叫び声を背中にかすらせ
塀も垣根を越えていく体中傷だらけのバンビーノ
視線はいつだって仕掛けるイタズラのヒントを探す
ひとつだけじゃ全然足りない二つも三つも同じ事
どうせやるなら路地中広げてまとめてよーいドン!
怒号が飛び交い大人達の足音が迫っても関係無い
柔軟な姿勢と入念な視察と十分な視界だけが頼り
嵐を巻き起こしてしまえばドローンも敵じゃない
狂犬を解き放ったところで手懐けるのは僕が上手
見知った街の中で迷う大人達を見るのが愉快だね
僕は何も壊しちゃいない何も書き換えちゃいない
視野の狭さと思い込みをくすぐるだけで十分なんだ
大人達が怒っているのは自分自身の衰えだろ?
そうだね僕はとても有能なコンサルタントだよ
荒げた声上げて叱られながらも縛られた後ろ手も
その音でよそ見した瞬間に気を抜いたタイミングで
クスクス笑って舌出してわめき声で後ろ髪を撫でさせ
窓も階段も越えていく継ぎ接ぎだらけのバンビーノ
目線はいつだって逃げる場所と攻める場所を探す
ひとつだけじゃ追い込まれる二つも三つも違いはない
どうせやるならどこまでも逃げては攻める包囲網
絶叫が響きあい大人達の合唱が愉快なBGMだ
俊敏な手足と迅速な目利きと快活な気持ちだけが頼り
騒ぎを巻き上げてしまえばクマバチだって追いつけない
探偵を向かわせたところで転がすだけさ私の手の上
止まった知識の中でたじろぐ大人達を眺めるのは滑稽だ
私は何も破っちゃいない何も奪っちゃいない
世界の狭さと先入観を踏みにじるだけで十分なんだ
大人達が怒っているのは鏡の向こうの誰かだろ?
そうだね私はとても優秀なカウンセラーなんだ
さあいくらでも来たら良いよ僕はここで待ってる
どこまでも追い続けると良いよ私はここで見てる
欲望の教科書通りに揚げ足取りあう大人達のワルツ
独占の蜜目論んで抜け駆けしあう大人達のタンゴ
くるくるまわれくるくるまわれいつまでもどこまでも
それはきっと君のしっぽなんだからさ
コメント0
関連動画0
オススメ作品
「…はぁ………ん…ぁん、いやぁ……ぁうっ」
暗くて狭い。密閉された空間。逃げられない私は目に涙をためた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
あー…蒸し暑い…
空は生憎の曇りだというのに今日はなんだか蒸し暑かった。ったく。楽歩の奴…バスの冷房くらいつけろ...【リンレン小説】俺の彼女だから。。【ですが、なにか?】

鏡(キョウ)
A1
幼馴染みの彼女が最近綺麗になってきたから
恋してるのと聞いたら
恥ずかしそうに笑いながら
うんと答えた
その時
胸がズキンと痛んだ
心では聞きたくないと思いながらも
どんな人なのと聞いていた
その人は僕とは真反対のタイプだった...幼なじみ

けんはる
僕ららの、1/3人生の生きる意味だって、
冗談を言う暇なんです ないくらいにへこんでは、傷ついて泣いて泣いてさけんだ、
社会が僕に刃物を向けたんだ、
一人じゃ生きられないから君と生きていくよ行くって、きめたけど
車線は、だれにも届かないから、簿記らの、
独壇場なんてもう人生は、
ぼらぼ...想像MUSIC

M現実逃避
むかしむかしあるところに
悪逆非道の王国の
頂点に君臨するは
齢十四の王女様
絢爛豪華な調度品
顔のよく似た召使
愛馬の名前はジョセフィーヌ
全てが全て彼女のもの
お金が足りなくなったなら
愚民どもから搾りとれ...悪ノ娘

mothy_悪ノP
「大好きなお姉ちゃん」
涙を浮かべてどうしたの
お姉ちゃんのことを思ってたのね
友達がいなかったわたしにも
優しくしてくれたよ
叱られて悲しくなってたときは
いっしょに歌を歌ってくれた
いじわるで落ち込んでいたときは
抱きしめてくれたよ
さがしにいこうよ...大好きなお姉ちゃん 歌詞

すとういん(Sutowin)
(Aメロ)
また今日も 気持ちウラハラ
帰りに 反省
その顔 前にしたなら
気持ちの逆 くちにしてる
なぜだろう? きみといるとね
素直に なれない
ホントは こんなんじゃない
ありのまんま 見せたいのに
(Bメロ)...「ありのまんまで恋したいッ」

裏方くろ子
クリップボードにコピーしました
ご意見・ご感想