いま、はなたばを
詞/ 千城まつり

かっきり昨夜見えたアンタレス
スピカどこかで眠るんだろう
だからね手を伸ばしてみて
星空から一摘みを

小さな欠片 ひとつふたつ
拾い数えて みっつよっつ
知らず知らずのうちに
忘れ離れがたく

うぐいすのさえずり
日差しと流れてくる
一歩踏み出して この歌も連れて行く

幾千の音符が羽撃いて飛んで、旋回(まわ)して
この空を染め尽くして
大切で愛しい日々が重なって、積もって
記憶という絵巻となる
手を引いてくれた君は
いつものように笑う
おめでとう、おめでとうって
花が咲くこの誕生日(アニバーサリー)

太陽も月も蝶も小鳥も
悲しみに溺れる時もあって
でも僕らの詩にて生きて
どんな時も愛しいんだ

疑われていて
ひいては白目で見られて
君はそばにいられると信じる

幾千の思いが羽撃いて継ぎ接ぎ、結んで
美しき花となった
今までどれほど遠く歩んてきても
これから思うがまま歌いつづけたい

4018日間の想いを摘んで、括って
今、この花たばを捧ぐ
いつも支えてくれた
歌を聞いてくれた君は
ありがとう、よろしくって
…それは僕のセリフじゃないの?

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

いま、はなたばを

初音ミクオリジナル曲「いま、はなたばを」の歌詞です。

閲覧数:114

投稿日:2018/09/06 00:51:39

文字数:502文字

カテゴリ:歌詞

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