蛆が集る孤独者の死体だって
夏めくから
青春と一緒に無視をしている

間違いなんかじゃない
視えないから
何も言えない 僕は
それでも何故か苦しい心臓が
生き方を求めてくるんだ


うるさいな
五月も終わり見えた 欠けた月
君の後ろ姿が憧れで隠れて探せない
切り取った後悔なんてもう捨ててしまいたい
悔しかったことなんてのは
もう何も聞こえない
聞こえないから
なにも要らないんだよ もう
雨が止む から


もう君を思えない
分かってから早かった
何もしなくていいのなら
夢だって見なくていいんだ
溶け切らない骨だって
美しいと思えますように


下らない
あの死体も

わからないよ
今宵も終わり見えた水無月
稲の香りも知らない
目の端で落ちる寂しげな葉
長い夜に君と見たあの星空だってもう忘れてしまった
蜃気楼で隠れた愛情なんてもう誰も取り戻せやしないんだ
あの日のことなんて全部許したよ自由でいればいいじゃないかよ
変わらず動く心臓が
もう何も聞きたくない
聞きたくないから
なにも要らないんだよ もう
雨が止むから
いつか終わる から

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

下らない

閲覧数:76

投稿日:2024/06/01 00:51:19

文字数:472文字

カテゴリ:歌詞

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